こんにちは。ももぶたです。

12月後半は四国グルメツアーにやってきました。
今回のお目当ては大好きな「虎屋壺中庵」さん!!
こちらで頂く懐石料理がとにかく絶品なんですよね〜。
今回の訪問で改めて虎屋さんの旨さを再認識!!
3ヶ月毎に来訪し季節のお料理を堪能すべきだと思っちゃいました。。。

今日はそんな虎屋壺中庵さんの訪問記です。



ちなみに、今回のコース料金は事前にふるさと納税でチケットをゲットしてきました。
ふるさと納税でこの絶品料理を楽しめるなんて最高ですね〜。


お料理・お酒

今回もおまかせコースを頂きました。
今回のお料理のラインナップはこんな感じです。
毎度のことで恐縮ですが、料理名をうまく伝えられないので具材のみ記載です。

  • 白湯・あられ
  • 渡り蟹、むかご、ゆずの皮の器
  • 鯛のお寿司、かきなます、銀杏餅
  • しらさえびと湯葉のしんじょ
  • お刺身(あおりいか、鯛、車海老)
  • まながつお酒盗焼き、柚子ピールのジャム、水菜
  • 海老芋、穴子、ゆず、春菊
  • りんごと柿の白和え
  • 鯛めし・鯛のおかしら
  • ほうじ茶
  • みかんゼリー(大津4号)
  • 栗きんとん
  • 抹茶

以下、各料理の写真です。


白湯・あられ

白湯は本当にお湯w
ですが、お水がとても柔らかく体に馴染む印象。
そんな白湯の中にはほんのわずかな塩味がついたあられ。
白湯を飲むとあられの香ばしい香りが広がる。
一歩間違えるとただのお湯となりそうな絶妙なバランス。



ビール

ももぶた、やっぱり一杯目はビールを頂きたい!
というわけで黒ラベル。
以降、日本酒のチェイサー代わりにずっと飲んじゃいましたw


渡り蟹、むかご、ゆずの皮の器

一品目のお料理には日本酒がついてきます。
日本酒はもちろん「おでんでん」



品の良い器の蓋を開けた瞬間、蟹とゆずの上品な香りが広がります。


味付けは上品かつ繊細、若干の塩味が蟹の甘みを引き立ててくれている。
そこにむかごの土っぽさも加わり複雑な味わいに。
美味しさにため息が止まらない一品。



おでんでん

酒飲みももぶた軍団、当然お料理についてきた日本酒じゃ足りませんw
速攻でおでんでんを2合注文。
虎屋さんはとても繊細で美しい切子の酒器を利用されています。
この酒器だけでもテンション上がりまくります。
美しいなぁ。。。
そしておでんでん。
こんなにお食事に合う日本酒があるのかと驚くほどうまい。。。
以降、一皿に2合ずつの勢いでおでんでんを頂きましたw


鯛のお寿司、かきなます、銀杏餅

2品目は盛り合わせ。



鯛の棒鮨はほのかな酢締めがいい塩梅。
さらに昆布締めで旨味が強い。


銀杏餅はとても上品な銀杏の香りで、噛めば噛むほど味わいが出てくる。
正直、今まで食べた銀杏餅の中で一番すきかも。
バランス感覚が抜群!!


柿は白和えになっており、繊細な味つけのなますが上にのっている。
黒いつぶつぶは不明w
白和えとなますが柿の甘みを引き立ててくれる。
もちろんおでんでんにもバッチリあう!!



しらさえびと湯葉のしんじょ

しらさきえびはあまり聞き慣れない海老だが、関西ではよく使われるそうな。
この一品も究極の引き算の出汁!!
一歩間違えると白湯に間違いそうになる品の良いお出汁。
そこにフワフワかつ繊細な味付けのしんじょがマッチ!!
しらさきえびがしんじょの中に入っていて、たまに出てくるプリッとした食感もいい。
甘みが強い皮付きの人参、香り・味わいが良いほうれん草、ホクホクで食感がのこったカブが、しんじょをさらに引き立ててくれる。
これもため息ものの一品。






お刺身(あおりいか、鯛、車海老)

お刺身の盛り合わせには、昆布塩、醤油、ちり酢がついてきてそれぞれのお刺身と合わせていただく。


懐石料理でこの量のお刺身が出てくるのは嬉しいですね。
日本酒がどんどんなくなりますw


あおりいかはコリコリして歯切れがよく、甘みが強いのにさっぱりとしている。
なんだこれw
これに合わせるのは昆布塩。
柔らかい塩味と昆布の旨味であおりいかの甘みが一層引き立つ。
美味い!!


鯛はコリコリの歯ごたえが残っていて新鮮さを感じる。
魚の臭みが全くなく旨味が凝縮されている(昆布締めかな?)。
こんな美味い鯛のお刺身は食べたことがない。
これも美味い!


車海老、すごいいい香り。
臭みを全く感じない上品な香り。
口に入れた瞬間のプリッとした歯切れのいい食感、味わいがスッキリしているのに海老の甘みが強い。
意味がわからないくらい美味いw


薬味のわさびやのりもいい感じ!



まながつお酒盗焼き、柚子ピールのジャム、水菜

まながつおの酒盗焼き、あまり食べ馴染みがない一皿。
酒盗の香りと旨味、塩味がまながつおにマッチして美味い。
酒盗焼き自体、塩味がしっかりしているので虎屋さんにしては珍しい印象。
が、違ったw
驚いたのは付け合せの柚子ピールのジャムと水菜。
まず、まながつおとジャムを一緒に食べることで最高のバランスになる。
チーズやお肉料理にジャムを合わせるのは比較的イメージできるが、お魚とジャムの組み合わせは初めて。
ゆずピールの香りがまながつおの香りとマッチ、さらに塩味と甘みのバランスがいい塩梅。
これは美味い!!
そこに水菜を加えるとさらに水菜のシャキシャキ感と苦味が加わり、口の中がオーケストラ状態w
これもため息がでる一皿。
やっぱり虎屋さん美味しいなぁ。。。





海老芋、穴子、ゆず、春菊

海老芋もなかなか食べ慣れない食材。
西にくるとこういった食材が多くて楽しい。
この一皿も食材をあわせて頂くマリアージュ形式w
まず海老芋、旨味、ホクホク感が上品で、とても繊細に仕上がっている。
そして塩味が上品な穴子と一緒に食べることで不思議なマリアージュ。
芋と穴子って合うんだ、、、と驚かされました。
そして春菊の苦味が加わり美味い。
虎屋さんのマリアージュ料理は本当にすごいですね。






りんごと柿の白和え

こちらはお口直しの白和え。
りんごの柔らかい酸味、甘みと豆腐のふわふわ感。
そこに柿の上品な甘みが加わりバランスが良い。
りんごの酸味のおかげか、後味がさっぱりする。
最高のお口直し。




鯛めし・鯛のおかしら

本日のご飯は鯛めし。
なにこれ、激ウマwww
塩味自体はかなり控えめなのに、鯛めしの鯛の旨味がすごい!!
その旨味がお米に染み渡っている。
一口一口、あまりの美味しいさにため息がでる。。。
鯛めしといえば愛媛のイメージだが、徳島が本場だったかw
香のものも上品な味付けで鯛めしにぴったり!








ほうじ茶

ご飯のあとはほうじ茶。
白湯もそうだったが、お茶もお水が柔らかい。
佐那河内村には魔法の水でも湧き出ているのかw




みかんゼリー(大津4号)

水菓子はみかんゼリー。
このゼリー、みかんそのままw
まるでみかんを食べているかのようなみずみずしさと酸味、甘み。






栗きんとん

最後の甘味は栗きんとん。
この栗きんとんも驚き。
まんま栗w
中にあんこが入っているが、甘みが上品で食べてて全く飽きがこない。
これ、何個でも食べれちゃいそうw






抹茶

最後はお抹茶。
お薄でお口の中さっぱり。
美味しかったなぁ。。。




まとめ

今回はももぶた軍団3人でお邪魔したのですが、1人2万円ちょいでこのクオリティはさすがとしか言えません。
実は今回は虎屋さんのジビエを楽しみに来たのですが、仕入れの問題か鯛が主体のコース内容となっていました。
が、その鯛が素晴らしく美味しかった。。。
こりゃぜひともジビエも頂きたい。
いや、むしろ季節ごとのお料理を頂きたい。
というこで、年何回か来ることになりそうですw
また次回の来訪が楽しみです。