東京都恵比寿「恵比寿とりひろ」訪問記(2023年6月)
ももぶたです。
今回は知人からご紹介いただき「恵比寿とりひろ」さんにお邪魔しましした。
最近鳥料理のお店といえば鳥長さんくらいしか行ってなかったので、久々の新規開拓。
特にこちらのお店は鶏肉を熟成させて調理する珍しいお店。
しっかりしたソムリエもいるとのことでワインマリアージュもなかなか!
というわけで、今回はそんな「恵比寿とりひろ」さんの訪問記です。
お料理・お酒
お料理はおまかせコース13,200円(税込み)のコースをお願いしました。
もちろんワインはお任せで♪
Blanc de Noir Extra pur Champagne / Rene Jolly
1本目はシャンパーニュから。
アタックからキメが細かく柔らかい繊細な泡、酸味はかなり柔らかくなって少し熟成感を感じる濃厚な果実味と旨味が良い感じ!
ワインの状態も良くキチンと選ばれている。
個人的には少し温度が低過ぎたように感じたがグラスの中での変化も楽しめてこれはこれであり!
最初の串焼きは味わいが優しいものが多かったのでシャンパーニュ だと少し強すぎたかなぁ。
次回来た時は1本目は白から行こうかな。
むね
一品目は淡海地鶏の胸肉。
ここの淡海地鶏は、実は我が家で鶏肉を食べる際は同じ業者から仕入れているw
が、さすが熟成させているだけむねにくの味わいが濃厚。
ここの淡海地鶏は、実は我が家で鶏肉を食べる際は同じ業者から仕入れているw
が、さすが熟成させているだけむねにくの味わいが濃厚。
2品目はせせりポン酢の上に葉セロリがのったもの。
ポン酢でせせりをスッキリと味わえる。
大桃豆腐 近江鴨だし
3品目は温かい大桃豆腐。
大桃豆腐は池袋のお店らしい。
濃厚な味わいで美味い豆腐だったので今度買ってみよう。
近江鴨の出汁も濃厚で豆腐をいい感じです引き立ててくれる。
自家製ぬか漬け・大根おろし
4品目はぬか漬け。大根おろしはお口直しな感じ。
ぬか漬けはスッキリとした味付けでお口直しにピッタリ!
ささみ
5品目はささみ串。
金田さんは中まで完全に火を通していると言っていたが、食べるとジューシー&しっとりしている。
Saint Veran Madame Noly 2021 / Domaine de la Chapelle
ワイン2本目はサン・ヴェラン。
AOC自体忘れていたがソムリエさんにマコンだと教えてもらったw
マコンのワインといえばハチミツのようなニュアンスが印象的なイメージだが、こいつは優しい桃みたいな果実味の印象。
酸味は比較的柔らかく、ほのかに甘い果実味とコクがシャンパーニュ からの流れとしてはいい感じ!
かしらやぼんじり合わせで出してくれたようで、鳥の脂を感じる食材とは特にマッチしていい感じ♪
かしら
6品目は淡海地鶏のかしら。
要はもも肉だが家で食べる淡海地鶏に比べてやはり濃厚!
タレも醤油が効いて甘味が控えめでももぶた好み。
ぼんじり
7品目はぼんじり。
普通は少し重たく感じるぼんじりだが鳥の脂がスッキリしていてサクッと食べれる。
ワインにもバッチリ👌
かもなす
8品目はかもなす。
みずみずしくて噛むよジュワッと甘い旨み汁が出る。
美味い😋
Le Cretot a Gauche Bourgogne Hautes-Cotes de Beaune 2018 / Stephan De Sousa
3本目はブルゴーニュ・オー・コート・ド・ボーヌのピノ・ノワール。
焼き鳥はいつも白ワインで止まっていたが、金田さんからの赤ワイン合わせがおすすめとの提案を受けチャレンジ!
色合いは透明度が高くスッキリと飲めそうな印象。
実際に味わいも色合いの印象通り、アタックもソフトで、酸味・タンニンもまろやか。
パスグラまではいかないが、酸味がやわらかいパスグラが少しふくよかになった印象かな。
この赤ならたしかに鳥合わせはバッチリだろう!
はつ・新玉ねぎ
9品目ははつ。こちらは熟成させていないもの。
このはつはうまさが結構衝撃的だった。
肉の柔らかさとジューシーかつ濃厚な味わい、それでいて血臭さ等が少なくスッキリとして香り。
普段食べるはつとは段違いに美味いな。
はつ熟成版
10品目もはつ。
こちらは熟成させたもので、9品目の熟成させていないはつと食べ比べの趣旨。
うん、こっちのが美味いかもw
先程のはつでも十分に美味かったが、味わいがとても上品になり香りがさらにキレイ。
かわ 五島地鶏しまさざなみ
11品目はかわ。
このかわは感動的に美味かった!!
皮のやわらかさ、味わい、旨味すべて最高!
食べるとジューシーな汁と旨味成分が口いっぱいに広がる。
ただ皮なので少し重たいところをがりや小口ねぎの薬味などがスッキリさせてくれる。
もちろんブルゴーニュのピノとの相性バッチリ!
こりゃ美味いわ!
かわ(かりかりバージョン)
12品目はかわのカリカリバージョン。
うーん、皮がカリカリと食感があり中はジューシー。
なのだが、さっきのかわのほうが好きだなw
インカの目覚め
13品目はインカの目覚めのじゃがいも。
このじゃがいも、とにかく甘い!!
ヨーロッパとかで頂くじゃがいものような感覚、いやそれ以上か?
じゃがいもなのにさつまいもみたいに甘い、が、じゃがいもなので独特の香りがある。
とにかく美味しいじゃがいもw
つくね 蓮根
14品目はつくね。
このつくねも美味かったぁ。。。
食べると中から肉汁がジュワ~と滲み出てくる。
金田さんは冗談で「小籠包くらいのつくねを目指してます」とか言っていたがあながちコンセプトは間違っていないかもw
食感のアクセントとして中に蓮根が入っており、食べ進めるのが楽しい1本。
Medoc 2016 / Chateau Moulin de Canhaut
4本目のワインはボルドー右岸メドックの赤。
カベルネとメルロー50%ずつのセパージュで2016で少し熟成感がある。
正直、「焼き鳥にボルドーかよ?」と最初は思ったが間違いだった。。。
熟成したボルドーもまたなかなかに良い。
熟成のおかげでアタックはかなりまろやか、それでいてカベルネ・メルローらしい黒い果実と甘み、強いコク、それが上品にまとめっている。
タンニンもかなりまろやかで食事の邪魔をしない。
このチョイスができるのは流石だなぁっと感心。
やっぱソムリエさん重要だなw
レバー
15品目はレバー。
このレバーも感動もの。
ささみ同様しっかりと火を通しているようだが、食べた瞬間レバーがとろけ、口の中でじゅわっと広がる。
これどうなっているのか。。。
そしてそんなレバーに合わせるボルドー左岸。
こいつらの相性まじでいいな。
レバー独特の臭みやタレの旨味とワインの果実味・コクがベストマッチ!!
もも 五島地鶏しまさざなみ
16品目はもも。
このももはとにかく味が濃厚w
こんな濃い鶏もも肉はなかなかない。
味付けは塩だが、ボルドーにも負けない旨味。
これも美味い。
とまとだ 静岡
17品目はとまと串。
柔らかい酸味と強い甘みてジューシー。
Bordeaux Superieur 2017 / Chateau Marquisat La Perouse
5本目のワインもボルドー。
こちらは右岸でメルロー主体とのこと。
ボルドー・スペリュールでサンテミリオンの少し上辺りの産地なのだとか。
先程の左岸と比べ酸がしっかりあり少し華やかになった印象。
多少タンニンは感じられるものの、とても柔らかいので食事合わせにピッタリ。
ボルドーってやっぱりいいなぁ。
そしてこのボルドーを出してくれるお店もありがたい。
きんかん
18品目はきんかん。
ももぶたが人生で食べたきんかんで一番好きかもしれない。
卵が大きくて濃厚!!
醤油強め・甘み控えめのタレとの相性もバッチリ!!
当然、ボルドー右岸とも相性いいよねw
鶏そぼろご飯 or スープカレー
19品目は〆のご飯。
残念ながらスープカレーは撮影し忘れ。。。
お米は炊き加減含め確かに美味かった!!
が、我が家が使っている新潟県魚沼産のお米のほうがももぶた的には好きだったかなぁ。。。
スープカレーもそぼろもまあまあって印象。
烏龍茶のゼリー
20品目はデザート。
烏龍茶でゼリーを作ったそうなw
烏龍茶が口をスッキリとさせてくれる。
大信州 掟破り
最後のお酒は大信州の掟破り。
少し貴醸酒っぽい甘さが烏龍茶のゼリーとマッチ。
自家製プリン 麦焼酎兼八
最後21品目は自家製プリン。
麦焼酎の兼八をかけていただく。
このプリン意外と焼酎との相性が良いw
こんな食べ方もあるのだと改めて驚かされた。
まとめ
今回は5人で来訪しおまかせコースとワイン5本いただきお会計が1人28,000円程度。
恵比寿で1人1本このクラスのワインを飲んでこの価格ならコスパいいですね。
なにより鳥料理とワインのマリアージュが素晴らしい。
恵比寿で1人1本このクラスのワインを飲んでこの価格ならコスパいいですね。
なにより鳥料理とワインのマリアージュが素晴らしい。
7月も早速予約をいれちゃいました。
こうして新しいお店を開拓するのも楽しいものです。
こうして新しいお店を開拓するのも楽しいものです。
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿