新潟県三条市「Restaurant UOZEN」訪問記(2023年8月)
ももぶたです。
8月の新潟ツアー2日目は燕三条の大好きなフレンチ「UOZEN」さんへ 。
兄弟寿しに続き、UOZENさんも改装工事が完了して新しいお店での来店。
外観は特に変わった印象はないですが内装がさらにオシャレに。
一番の特徴はカウンターでしょうか。
カウンターでお料理・ワインを頂くことができるので、色々お話を伺いながら楽しい時間を過ごすことができました。
今回もそんなUOZENさんの訪問記です。
お店情報
改装工事はされていますが、場所に変更はありません。
ポケットコンシェルジュからディナーを予約をすると18:00になりますが、入店が18:00 〜 18:15の間で、ディナーのスタートは18:30からでした。
弥彦線を利用する場合、お店に18:00到着完全に無理なので、タクシー等を利用し18:15到着を目指して行かれるのが良いかもしれませんw
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お料理・お酒
お料理はお任せコース1人19,360(税込)でお願いしました。
ワインはお店の方に好みや今日の気分を伝えておススメしていただきました。
UOZENさんのカウンターもとても上品な一枚板。
みなさん、UOZENさんでお食事する時は時計を外していただきましょうw
Vin Petillant 2018 / 胎内高原ワイナリー
燕三条の夏はとにかく暑い!!
行った日は気温が37度くらいあり移動で少し歩くだけで汗ダラダラ。。。
「そんな日にこってりシャンパーニュなんか飲めるかぁ〜」
って話でおすすめ頂いたのが胎内高原ワイナリーの微発泡のスパークリングワイン。
このワインは新潟県胎内市の農林水産課が主導して作られたとのこと、役所がワイン生産を推進するのに驚き。
その時の醸造家さん(現在はもういらっしゃらないそう)の作るワインがとても良かったらしく数本入手させれていた貴重なものをご提供いただきました。
色合い通りの優しい味わいで、微発泡のやさしいシュワッと感がたまらない。
果実味や酸味も丸く、それでいてしっかりダシ感も感じられる。
喉になんの引っかかりもなくグビグビ飲めちゃう微発泡ワイン。
新潟ワインのレベルの高さを改めて実感しました。。。
前菜 鮎のパテ・鮎スモーク・きゅうり・ほおづき
この時期の新潟はやっぱり鮎!!
だが、鮎をパテにして食べるのは初めてだが、いい!!
だが、鮎をパテにして食べるのは初めてだが、いい!!
鮎を頭から食べたときの身や内蔵の旨味・苦味がしっかりとパテにも出ているが、スモークや野菜と合わせることで抜群のマリアージュとなっている。
前菜 白魚(佐渡)・枝豆・カラスミ
なんと佐渡は白魚も取れるのだとか。。。ほんと、佐渡ってすごいなぁ。。。
そしてこの前菜、めちゃくちゃ美味い!!!
白魚と枝豆の相性バツグン、そこにカラスミの旨味が加わってとても複雑な味わい。
この前菜を頂いてまた次の予約を決心www
これうまいんだよなぁ。。。
ガツンとこない上品なニンニクの香り、コクと酸味があり揚げ物のジビエドックをスッキリと頂ける。
中のジビエは臭みがまったくないのに肉肉しい味わいで歯ごたえもしっかりしている。
上品な生のボタンエビと衣のコンソメのジュレ(?)の旨味、ルイユの酸味が絶妙!
Jeanne 2014 / Nicolas Renard
ロワールの生産者、ニコラ・ルナールのソーヴィニヨン・ブラン。
自然派の作りでこちらも優しい味わい。
新潟ワインからの対比で結構ボリュームを感じられるが、こちらも引き続き喉になんの引っかかりなくスルスル飲める系w
こいつもお料理合わせにピッタリでガブガブ飲んでしまった。。。
あらのタルタル・ハーブ・コシヒカリ・神楽南蛮・ナスタチューム
昨日兄弟寿しでもあらを頂いたが、それくらいこの時期とても美味しい魚なのだろう。
そしてこの一皿、意味がわからないくらい美味しいw
下の葉っぱ(ナスターチューブというらしい)にタルタルを包んで手で持って頂くのだが、その葉っぱも含めてとても繊細で複雑な味わい、にもかかわらずしっかりとあらの旨味を感じることができ、あくまであらが主人公のお料理。
食感や味わい含めどうやったらこうなるのか本当に意味がわからないのだが、とても美味しい!!w
岩ガキ・トマトのソース
なにこの岩ガキ、ぷくっと膨れ上がってなんて美味しそうなんでしょw
そこにトマトの酸味・旨味が凝縮されたスープをかけて頂く。
岩ガキとトマトの組み合わせはあまり経験値がないが、相性いい!!
岩ガキの濃厚なミルクにトマトの酸味と香りが加わることで上品な味わいになる。
佐渡毛蟹・ガレット・もも・ハーブ・蟹ソース・サバイヨンソース
今日は手で包んで食べるものが多めw
こちらはガレットに包んで毛蟹を頂く。
ガレットのそばの香りと毛蟹とももの相性がなんとも言えないバランス、そこに加わるソースも美味しい。。。
これも説明できない美味しさ。
単品で食べても十分にうまいがこのサバイヨンソースが加わることで蟹の旨味や酸味なども加わりなんとも言えない旨さに。
自家製パン・ホイップバター
自家製パンは焼き立てもちふわでミルクの甘みも感じられる。ホイップバターは佐渡バターをベースに作られておりナッツ等様々なものが乗っている。
パン単体でも十分に美味しいのだがホイップバターが加わるとコクやナッツ系の歯ごたえが加わり、これはこれでうまい。
まはた・ふきのとうピクルス・ニラの花
このまはたがまあ美味い!!
食感もしっかりあり上品でクリーミーなソースと相まって旨みが口いっぱいに広がる。
面白かったのはふきのとうのピクルス。
ふきのとうは香りと苦味が特徴的だがピクルスにすると酸味が加わり洋風な印象に。
そしてそいつがまはたに合うこと。。。
左の野菜はニラの花。
こいつも美味い!
ニラの香りもしっかり感じられ先端部分の食感が面白い。
このニラの花、新潟の産直に売ってたので大量購入して帰りましたw
新潟のお野菜はやっぱり美味しい。
黒鮑(佐渡)・パプリカムース・金時草・きんばそう・ノワゼットソース
佐渡は黒鮑も取れるw
黒鮑はとても柔らかく仕上がっている。
パプリカソースと合うのかと思ったがこれまた美味い!
ここからは赤合わせとのことだが赤ワインにもバッチリ合う👌
鮑の肝リゾット
先ほどの鮑の肝をリゾットにしたもの。美味しいに決まっている!!!
鮑の身も乗っており旨み・食感が加わり抜群の相性。
そりゃそうだw
とにかく味が濃厚。
それでいてジビエらしい臭みは全くない。
濃厚なソースがまた鹿の旨みを引き立ててくれている。
付け合わせのナスのピュレは少しスパイスが効いていて夏鹿と一緒に食べるとまた新たな味わい。
最高だなぁ。
蓮根・かぼちゃもとても甘くて美味しい。
新潟野菜凄すぎ!!
L'Ange Vin les Vignes de le Regard / Jean-Pierre Robinot
メインの秋鹿に合わせるのはフランスのガメイ!
というか、我々の方からガメイを飲みたいとリクエストしたらシェフが選んでくれましたw
どうやらシェフ秘蔵のワインなのだとか。
どうやらシェフ秘蔵のワインなのだとか。
普段は飲まないタイプのガメイで、最初は少し荒々しいニュアンスでしたが、時間が経つにつれてどんどん落ち着いて上品な味わいになっていきました。
これがまた秋鹿に合うこと!
最高のワインとお料理、本当に幸せです!
薪のアイス
これ、暖炉にくべる薪のことです。誤字じゃないですよw
本当に薪なんです。
味わいは美味しいアイスですが香りが薪。
新感覚のアイスですがもちろん美味しいです。
プラムのクリームブリュレ
そのままのプラムの上にクリームブリュレを作ったそう。
砂糖の香ばしい香り、プリンの甘味とプラムの酸味が絶妙にマッチ!!
食後酒たち
デザートといただきたいのがやはり食後酒!
UOZENさんはオー・ド・ヴィーもとても充実していて大変ありがたいです!
中にはもうほとんど市場にないものもあるのだとか。。。
とても貴重なお酒をご提供いただき感謝感激です!
いちじくのパイ
こいつも上品な甘さ。
オー・ド・ヴィーにピッタリ!!!
わらび餅・ホワイトチョコレート
最後の一品。
少し寂しい気分です。
こいつはわらび餅にホワイトチョコを合わせたもの。
組み合わせ、意外と良い!!
わらび餅とホワイトチョコの香りがマッチして一つのお料理になっている。
コーヒー
自家焙煎のコーヒーとのこと。
今日のコーヒーは焙煎浅めで酸味が特徴的。
普段はもっと濃いコーヒーを頂いているのでこれはこれで面白い。
野草茶
これこれ!!前回この野草茶にしなかったことをとても後悔したので今回こそこれを頂きたかったのです!!
様々なハーブのような香り、上品で優しい苦味・旨みがバランス抜群!!
UOZENさんきたら絶対に飲んでほしいお茶です。
まとめ
久々UOZENさん、やっぱり最高でした。
お料理も最高でしたが今回はワインも色々と相談でき、最高のマリアージュを味わうことが出来ました。
なぬよりやっぱりカウンターでお食事出来るとお料理のこと、ワインのこと、新潟のことなど色々なお話が出来て楽しい時間を過ごすことができました。
お会計は1人32,000円程度。
クオリティと品数考えてもとてもリーズナブル!!
もちろん9月も予約してますw
次回の来訪がまた楽しみにです♪
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