新潟県三条市「Restaurant UOZEN」訪問記(2022年11月)
こんにちは、ももぶたです。
新潟グルメツアー2日目は燕三条のフレンチの名店「Restaurant UOZEN」さんへ初訪問!
以前から新潟来るたびに気になっていたのですが、今回ようやくお邪魔することができました。
ちなみにこの写真は帰るときにお店の全体を撮影したもの。
呑んだくれたももぶたたちの残骸がありますがご容赦くださいw
お料理・お酒
お料理はディナーコース ¥15,600(税込み・サービス料込み)の提供のみとなります。
今回頂いたお料理のラインナップはこんな感じです。
正直、お料理名をうまく表現できないので素材の記入だけでご容赦ください。
- イノシシのリエット・いわなのいくら
- 玉ねぎ・生ハムのマカロン
- ジビエドッグ黒にんにくソース・コリアンダー
- ボタン海老ブイヤベース風
- 香箱蟹・かぼちゃ・いくら・リーフ・米菓
- 軍鶏・香茸のラビオリ・まこもだけ・クレソン
- 天然舞茸・ツキノワグマ・新そばの実・なめこ
- さわら・スティックセニョール・おぜいゆ
- イノシシ・アスパラ・かぼちゃソース
- もも・アイス・ミント
- モンブラン・マスカルポーネ
- 山葡萄のキャラメル
- 佐渡のいちじくパイ
- プリン
今回訪問した感想として、ここまで感動するフレンチは本当に久々でした。
「素晴らしい」の一言!
「素晴らしい」の一言!
特にワインがお好きな方にはとことんおすすめします!!
すべてのお料理がとても手間がかかっており、繊細で複雑な味わいでした。
どう美味しいのか、何が美味しいのかを表現するのが難しいのですが、とにかく美味いのですw
食べた感想は記載していますが、正直うまく表現できていないので、気になる方はぜひ召し上がって体験してみてくださいw
食べた感想は記載していますが、正直うまく表現できていないので、気になる方はぜひ召し上がって体験してみてくださいw
以下、お料理・お酒の写真です。
Cremant D'Alsace Brut Nature Selectionne Par Marc Tempé
飲んだくれ軍団、ワインの変化を楽しむこととコスパを考えて、ワインはいつもボトルでお願いします。
1本目の泡の相談をしたところ、マルク・テンペのクレマンをおすすめして頂きました。
アルザスのクレマン、寒くなってきたこの時期にいいですね〜。
一口飲んでみて。
「なにこのクレマン、美味しい。。。」
ももぶた軍団、少し黙ってしまいましたw
ももぶた嫁は料理を頂く前から
「このお店リピート確定!」
と言ってました。(早すぎwww)
香りははちみつや穏やかな柑橘の香り。
ブリュット・ナチュールということで、補糖をしていない影響もあると思いますが、最初は果実味や酸味が広がりますが、後味がスッとキレてエレガント。
とてもバランスのよいクレマン。
なによりワインの状態がいいですね。
これならどんなお料理にもバッチリ合わせられそうです。
イノシシのリエット・いわなのいくら
UOZENさんのコンセプトは「命を頂く」とのこと。
ご自身も猟師として狩りにでることもあるシェフが以前仕留めた小イノシシの頭蓋骨を器にしているそうです。
大切な命を頂いて我々も生きているのだと改めて考えさせられました。
そして今日初めての1品、イノシシのリエットといわなのいくらです。
通常いくらは赤いイメージですがいわなの卵は黄色いんですね〜。
ゴールデンキャビアと呼ばれることもあるそうです。
一気に一口でいただきましたが、外はサクッとして食感がよく、リエットはイノシシらしい旨味、イクラのプチプチした食感がマッチして美味しい。。。
ももぶたはこの1皿目でお店リピートする決意を固めましたw
玉ねぎ・生ハムのマカロン
こちらは玉ねぎと生ハムのマカロン。
色々ご説明頂きましたが情報不足ですみません。
キャラメリゼした玉ねぎの甘味と苦味、生ハムの香り、塩味と旨味が絶妙にマッチ。
マカロンの食感・スッキリとして甘味も抜群!
日本で食べるマカロンはネチョっとしてて歯切れが悪い印象だが、こちらのマカロンは程良い歯切れの中にもしっとりとした食感があり美味しい!
感覚的にはラデュレのマカロンに近い印象。
泡が進む進むw
ジビエドッグ黒にんにくソース・コリアンダー
こちらはアメリカンドッグならぬジビエドッグだそうなw
ジビエのお肉をアメリカンドックのような甘い生地で包んで揚げたそうです。
上には黒にんにくのソースとコリアンダーが添えてあります。
このジビエドッグ、口の中に入れたとき色々なジビエの食感・味わいがありとにかく複雑。
それを外の甘い生地とソース・コリアンダーが絶妙にマッチして素晴らしいバランス。
ボタン海老ブイヤベース風
佐渡の天然のボタン海老。
生のボタン海老の周りにブイヤベースのソースをジュレにしてまとわせ、ブイヤベースに必須のマヨネーズソース「ルイユ」を上に乗せているとのこと。
このボタン海老も素晴らしい!
まずエビ本体の香りがとにかく良い。
通常エビ、とくにここまで大ぶりのエビを生で頂くとき、特有の生くさい香りがあるがそれがまったくない。
そしてソースとの相性がたまらない。。。
Ludovic Chanson Implicite 2018
2本目のワインは白を頂きました。
ルドヴィック・シャンソンのアンプリジットというワインで、シュナン・ブラン100%だそうな。
当初お店の方から好きな(ロワールの)生産者を聞かれたので、
「セバスチャン・リフォーとかティエリー・ピュズラとかが好きっす!」
とお伝えしたところこちらのワインをおすすめ頂きました。
正確には、セバスチャン・リフォーとアレクサンドル・バンとこちらの3本をオススメして頂き、飲んだことがないこちらのワインを選択。
結果、大正解!!!
ルドヴィック・シャンソンさん、初対面で大好きになりました!!
冷やすまで最初はセラー温度で少し高めだったのですが、パッションフルーツのような香りがグラスいっぱいに広がりももぶた好み。
味わいもアタックが柔らかく優しい果実味だが、後味がドライでスッキリ。
うーん、完全にナチュールですな!
このくらいならももぶた大好き!!(←うまけりゃなんでも飲む)
少し冷えるとまた締まった味わいになるとともに、ワイン自体は開いて更に果実味が増え硬さが取れていく。
本当に美味しいワインでももぶた軍団まじで感動していました。
香箱蟹・かぼちゃ・いくら・リーフ・米菓
この一皿はうますぎて訳が分からなかった。。。
何がかって複雑すぎて何食べているのかわからないこと。
でも抜群に美味いんです。。。
ほんと何なんでしょw
香箱蟹(現地では”めがに”と呼ぶらしい)の身だけではなく、外子・内子やカニ味噌などをまるまる一皿に盛り込んでいるらしい。
下にはかぼちゃと新そばの実、上にはイクラとリーフ、食感のアクセントのカリカリとしたコシヒカリがのっています。
これを下からスプーンですくって食べると、口の中に幸せが訪れますw
単純にカニを食べるよりもめちゃくちゃ美味しい。。。
ほんとこのお店やばいっす。。。
軍鶏・香茸のラビオリ・まこもだけ・クレソン
このラビオリも素晴らしい。
軍鶏の弾力と肉肉しい旨み、そして濃厚な味わい、そこに香茸の香り・味わいが加わり最高のバランス!!
クレソンが桃みたいな香りがしてラビオリの味わいをまた複雑にしてくれる。
まこもだけも食感、味わいがよくいい感じ。
まあ当然ルドヴィック・シャンソンに合うよねw
Domaine Sauveterre Promess
次のお料理には赤ワインが合うとのことで、赤ワインをおすすめ頂きました。
好みを聞かれたので
「ガメイが大好きです!!!」
というお話をしたところ、ドメーヌ・ソーヴテールをおすすめ頂きました。
残念ながらボトル一本の写真を取り忘れていた。。。
写真の一番左です。
ももぶた、ガメイ大好きガメラーさんなのですが、このワインもまた面白い!
華やかなベリー系の香りがグラスいっぱいに広がる。
ももぶた的にこのガメイは少し肉厚な印象かな。
酸味が特徴的で、旨味・果実味をしっかりとした酸味でまとめている。
ももぶたは大好きです!!
ドメーヌ・ソーブテールさんもちゃんと覚えておこっと。。。
天然舞茸・ツキノワグマ・新そばの実・なめこ
この一皿もまたすごい。
天然物の舞茸を天ぷらのように揚げたもの、その下にツキノワグマ、新そばの実、なめこが敷かれている。
このお料理は温かいジビエときのこのコンソメスープをかけて完成する。
まず天然のまいたけの香りと味に驚き!!
天然ものだと少し酸味があって味が濃厚。
そこに旨味たっぷりのコンソメスープが混ざり合って最高のバランス。
当然、ツキノワグマやなめこ、そばの実に合わせてもバッチリ!!
さらにさらに、赤ワインとの相性もバッチリ。
ガメイの酸味がコンソメの味わいにマッチして、ワインがどんどん進む。。。
いやぁ。。。まじで美味いわぁ。。。
Alexandre Bain Mademoiselle M Puilly-Fume
次のお料理はお魚のメインとのこと。
赤がまだ残っているので、料理合わせに白をグラスで頂くことに。
赤がまだ残っているので、料理合わせに白をグラスで頂くことに。
もともとワインのペアリングコースでメインのお魚に合わせて出していたアレクサンドル・バン。
アレクサンドル・バンも以前からよく飲んでいたので大好きな生産者の1つ。
このピュイィ・フィメもまたいい感じ。
梨やはちみつのような甘く爽やかな香り、やわらかいアタックに甘み・旨味・酸味のバランスが絶妙!!
こりゃうまいわなw
さわら・アスパラ菜・おぜいゆ
お魚のメインはさわら。
この1皿も抜群に美味い。。。
こいつもあとからソースをかけて完成。
ソースはトマトをメインに作った濃厚なソース。
まずこのさわら、パサツキがなくしっとりしている。
火加減が本当に絶妙!!
そしてこのソース、完全にトマトwww
口の中がきゅっとなるトマトの酸味と旨味が、しっとりとしたさわらとマッチ!
アスパラ菜、おぜいゆもまたいい味出している。
お野菜たちの苦味がさわらの濃厚な旨味をさらに引き立ててくれる。
これに合わせる白ワインアレクサンドル・バン!!
トマトの酸やさわらの旨味を、ワインの酸・果実味がしっかりと引き立ててくれる。
ほんと美味しいなぁ。。。
イノシシ・スティックセニョール・かぼちゃソース
最後はお肉のメイン。
このイノシシも美味かった。。。
まず当然のことながらイノシシの臭みゼロw
そしてお肉・脂身の旨味がとても濃厚かつ上品。
脂身がすこしもったりするかと思いきやそれがまったくなく甘くてスッキリしている。
ソースもイノシシや野菜から出たソースとのことで、旨味が凝縮されている。
スティックセニョールとソースの相性も抜群だが、驚いたのはかぼちゃ!
かぼちゃとイノシシのお肉ってこんなに合うのか、と思わせるマリアージュっぷり!
そして合わせるはソーブテールのガメイ。
この相性もいい!!
赤の酸味とソースの相性が抜群で、イノシシのお肉の旨味に全く負けない味わい。
このマリアージュもまた最高でした。
これはまた絶対に来るしかないなw
もも・アイス・ミント
フレンチのグラニデ的な1皿かな?
ミルクアイスに濃厚なももソースと爽やかなミント。
正直、ももとミント??っと懐疑的だったが全くそんなことはない。
むしろ相性良い!
ミルクアイスと桃・ミントのバランスが最高。
こんな組み合わせがあるのだと改めて驚かされました。
モンブラン・マスカルポーネ
デザートはモンブラン!!
ももぶた、モンブラン大好きなんですが、ここのモンブランは絶品ですね〜。
メレンゲ菓子のサクッとした食感、中にはマスカルポーネチーズや栗といろいろな食感が楽しめます。
渋皮の煮汁を使っているとのことで、後味がスッキリして甘ったるさが全く残らない、最高のデザートです。
ハードリカー3種
呑兵衛なももぶた軍団はデザートにもお酒を楽しみたいのです。
というわけで、フィーヌ、ウイスキー、ジンを各自グラスで1杯ずつ頂きました。
山葡萄のキャラメル
最後のハードリカー,コーヒーのお供に。
山葡萄の爽やかさが良い塩梅のキャラメル。
ちょっと歯にくっついて食べにくかったが、それもまた自家製っぽくて良いw
佐渡のいちじくパイ
サクッと軽くバターがフワッと香るいちじくパイ。
佐渡にはいちじくもあるんだなぁ。
ほんとなんでもあるw
プリン
卵が濃厚なプリン。
まず器がオシャレw
卵の濃厚さがすごいのでこの盛り付けにピッタリなんだろうなw
お会計
いやぁ〜、大満足のフルコースでした。気になるお会計は。。。
¥88,451(税込・サービス料込み) (1人¥29,484)
すごい!ここまでワインを飲んだくれて3万円切るなら最高ですね!!
まとめ
今まで兄弟寿しでちょくちょく新潟に来ていました。
そして必ずスワローラーメンを頂きに燕三条に来ていました。
今日、今までこのお店に来なかったことを猛烈に後悔。。。
こんな美味しいお店があるなら絶対に来るべきでした。
次回から新潟くる時は必ず立ち寄ることにします。
お店の方に最後に言われた一言。
「ジビエが本格的になるのは11月後半から4月ごろまでなんですよね〜!!」
あれ、今11月前半。。。
はい、必ずその時期にお邪魔させて頂きますよ♪
次回の来訪を心に決めて大満足のももぶたでしたとさ。
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