福島県棚倉「小判寿司」訪問記(2022年5月)
こんにちは。ももぶたです。
実は5月のグルメ旅のテーマは新潟お寿司だったんですが、予約していたお店がコロナのため急遽キャンセルに。。。
代替案として候補に上がったのが福島県「小判寿司」さん。
こちらもももぶたがずーーーーーっと行きたかったお店。
ダメもとで電話してみたところ、運良く予約がとれ、お邪魔することできました。
今日はその訪問記です。
5月の新潟グルメ旅、一日目の兄弟寿司はこちら!
予約方法
今回は急な予定変更で、小判寿司さんへは3日前に電話で予約しました。
予約時ではほぼ満席で、一部時間制限があると事前に伝えられていました。
しかし、当日たまたまキャンセルがでたとのことで、時間制限なくゆっくりとお寿司を楽しむことができました。
来店時期
2022年5月中旬
アクセス
今回は自家用車での来訪です。
急遽の予定変更となったので、新潟から磐越自動車道を経由して東北自動車へ。
お店は東北自動車道「白河IC」でおりて、下道で30分程度の距離でした。
正直、ここは車がないと厳しいと思います。
近くにJR水郡線「磐城棚倉(いわきたなくら)駅」がありますが、大将曰く、電車自体は1時間に1本程度しかなく、電車でくるのは少し根気がいるかもしれません。
近くにJR水郡線「磐城棚倉(いわきたなくら)駅」がありますが、大将曰く、電車自体は1時間に1本程度しかなく、電車でくるのは少し根気がいるかもしれません。
夜、お酒を楽しむ場合、近くで宿泊されると思います。
今回は「愛宕荘旅館」に素泊まりで宿泊しましたが、正直あまりおすすめしません。
今回は「愛宕荘旅館」に素泊まりで宿泊しましたが、正直あまりおすすめしません。
設備が古く部屋に鍵がついておらず、お風呂に入れる時間が夜は21時まで、朝は風呂なしでシャワーのみと、制限が多くて少し残念な気分になりました。
小判寿司の大将に聞いたところ、少し離れた場所に「赤館旅館」という旅館があるとのこと。
そちらは設備もしっかりしていてオススメとのことでしたので、次回はそちらにお世話になろうと思います。
お店の雰囲気
入り口の雰囲気もよく、また中に入ったら元気の良い大将が出迎えてくれました。
大将の雰囲気はやわらかく、今日の寿司ネタやお酒の話、ご当地グルメや宿の話まで気さくに色々と話していただき、リラックスして非常に楽しい時間を過ごすことができました。
お料理
今回のおまかせ
今回のおまかせはこのようなラインナップでした。
ももぶた的に一番ハマったのは「うに」!!!!
- そらまめ
- 水ダコ
- 白子とアスパラの葛餡
- おつまみセット(平目、白えび、釣りアジ、えび味噌)
- たいら貝 からすみ
- うに
- あん肝
- 太刀魚とトマト
- かすご
- 釣り金目鯛
- 赤貝
- さいまきえび
- 本マグロ
- カツオ
- はまぐり
- めひかり
- お椀
- あなご
- かんぴょう巻き
- だし巻きと芝えびのすり身のだし巻き
そらまめ
味が強く濃厚なそら豆、東京で食べるものと少し違う印象でした。
水ダコ
噛んだ瞬間「うわぁ、やわらかぁ〜」ってなるくらいしっかりと仕込んである一品。
こんなタコは初めてw
鯛の白子とアスパラの葛餡
これ、すっごい上品な葛餡。
かなりさっぱりとした味付けで、塩味は控えめ、その分アスパラと白子の味をしっかりと感じられる一品。
大将のセンスの良さが伺えました。
おつまみセット(平目、白えび、釣りアジ、えび味噌)
これは酒飲みにはたまらん一品!!
ビールのあとから完全に日本酒モードに突入しましたが、日本酒がマァ進むw
全部美味かったが、特に感動したのが釣りアジとえび味噌。
釣りアジは身がプリップリしてて、弾力もあり鮮度の良さがわかるが、しっかりと味ものって最高。
そしてえび味噌は殻もまるごとミキサーにかけているそうで、エビまるまる食べているような感覚になります。
ヒラメといただくのは、ヒラメの肝ポン酢!
これも肝の旨味がしっかり広がります。
白えびは昆布締めにしてあり、濃縮された甘みと旨味が広がります。
たいら貝 からすみ
焼いたたいら貝を海苔とからすみでいただく一品。
海苔の風味がよく、たいらがい、からすみとマッチして口の中いっぱい海の香りが広がります。
大将曰く、この海苔ちゃんとあぶらないと風味がでないとかw
大将のこだわりを感じました。
うに&うに・イカ混ぜご飯
これ、まじで最高!!
うにをそのまま出していただくだけではなく、イカが混ざったシャリを添えてくれています。
まずはうにをそのまま楽しむためにスプーンですくって食べました。
普通に食べるのと比べ、うに食べている感が最高。
臭みは全く無く、香りが非常に良い。
旨味もしっかりのっていて、口の中いっぱいに広がる。
2口目以降は、なんとしゃりをうにの殻の中にいれて混ぜ混ぜ。
このうに&いかまぜご飯もたまらない!!
ご飯の甘み、イカの食感がうにとマッチしてまたうまい!!
あん肝
あん肝を裏ごししたものを奈良漬けとあえたもの。
奈良漬けのコリコリとして食感がよく、また奈良漬け甘みがあん肝との相性バッチリで、味わいもさっぱりとさせてくれる。
これ一品で日本酒一合なくなる。。。。(実際なくなったw)
太刀魚とトマト
太刀魚の焼きとトマト焼き。太刀魚はとてもジューシーで、噛んだらじゅわーっと肉汁ならぬ魚汁が溢れ出て、口の中うまみでいっぱいになりました。
あと、驚いたのは焼きトマト。
とにかく甘い!フルーティなトマトでした。
このトマトは大将のお知り合い方が栽培されているとのことですが、そのまま生で食べてもあまり美味しくないらしいです。
しかし、焼くことによって甘みがしっかりでるとのことで、面白い食材にもチャレンジする大将の人柄を感じました。
少し時期が過ぎて名残の時期とのことでしたが、ももぶた的にそんな印象はまったくなく、激ウマな一品でした。
こはだ
酢締めしたコハダ。
大ぶりなコハダを使っているようで、肉厚で口の中いっぱいにコハダを感じられた。
さいまきえび
車海老の小さいものをさいまきえびと呼ぶそうです。
今回はこのさいまきえびを半分程度火を通してくれた状態で出してくれました。
半生のエビをお寿司でいただけるのはとても面白く、そして美味でした。
本マグロ
口の中でとろけて一瞬でなくなりました。。。このはまぐりは大ぶりで肉厚もあり、絶品。
ももぶたはここのつめの味が好みです。
この食べ方は初めて。
すごい脂が乗ってて口の中でとろける。。。
系統的にはのどぐろとかそっち系統の味わいだったが、初めての体験にテンションアップ。
とても美味しいのに、もうすぐ終わるというのが切ない。。。
白焼きはふわっとしていますが、ダイレクトに穴子の旨さ、皮目の歯ごたえが残っていました。
つめは口の中でとろけちゃうw
どっちも大好きです。
ももぶたもエセ江戸っ子を気取りたいので、次回来たときは涙多めにお願いしようと思います。
手作りとは思えない出来栄え、すごく美味しかったです。
お酒
今回はビールを2杯頂き、3杯目以降はすべてのオススメの日本酒を頂きました。
ももぶた軍団は3人でお邪魔したのですが、8合飲んじゃいましたw(飲みすぎ?)
日本酒も一つ一つ大将が丁寧に説明してくれたので、楽しくお酒を飲み進むことができました。
個人的に面白かったのが「飛露喜」で、品評会に出したものを特別に仕入れることができたようで、このお店でしか飲めない一品だとか。
当然、すべてのお酒がお寿司との相性バッチリでした!
お会計
今回のお会計は3人で飲みまくって ¥56,380 でした。(1人あたり約¥18,800)
お任せコースが ¥14,300/人と考えると、一人約¥4,500程度飲んだということ。
お任せコースが ¥14,300/人と考えると、一人約¥4,500程度飲んだということ。
このお料理とお酒の内容と考えると、激安なのでは!?
まとめ
お料理もお酒も価格も大満足な小判寿司さん、そしてなにより大将の人柄がすごく素敵なお店でした。
とくに感動したのは握りの技術!!
大将がお寿司を目の前に置いた瞬間、しゃりが少し沈むのです!!
寿司好きの方は目にした方もいらっしゃると思いますが、ももぶたは今回始めての経験。
その握りの技術は素晴らしく、手で持っても崩れないのに口の中に入れた瞬間シャリがほどけるあの感覚。
これは本当にたまらない体験でした。
あまりに美味しい&楽しい、その場でまた次回の予約を取ってしまいました。。。
夏はうにがさらに旬を迎えるとのことで、今から次回の訪問が本当に楽しみで仕方ないです。
おまけ
せっかく白河にきたら、白河ラーメンの超有名店「とら食堂」さんに寄らない手はない。
ということで、翌日ランチでお邪魔しました。
ももぶたは、今回2回目の訪問ですが、前回は開店30分前到着で2時間待ちという状況。
前回の反省を活かし、今回はかなり早めに行きました。
とら食堂のHPによると、9時半から予約用の記名用紙が店頭にでるとか。
さらに色々な方のブログ等によると、休日はさらに早く出すこともあるとのことで、今回は9時15分頃に到着。
結果、記名用紙はすでに店頭に出されており、ももぶたは7組目、1巡目で入ることができました。
今回もワンタン麺大盛りを頂きました。
この無化調な体に浸透する優しい味わいはなんとも言えません。
もちろん、食い意地はっているももぶたは「汁完」!
最高の旅の締めくくりでした。
皆様も小判寿司さんへ行かれる際はぜひ立ち寄ってみてください。
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