こんにちは、ももぶたです。


ももぶたが日本で一番好きなお寿司屋さんは、新潟県の兄弟寿しです。
ももぶたは埼玉県民で、関越を使うと頑張ればいけちゃうので、ちょこちょこいくようになりました。
兄弟寿しは、まぐろとうに以外のネタはもちろんシャリからお茶まですべて新潟県産というこだわりよう。
その中でももぶたが特に好きなのがシャリ!
やはり米どころ新潟、バシッと塩と酢を効かせているのにお米の旨味が負けていないシャリが病みつきになっちゃいました。

というわけで、予約が取れたのでまたまた行ってきました。




予約方法

兄弟寿しの予約は、予約サイト「OMAKASE」から予約が可能です。
毎月1日に翌月分までの予約をとることができます。
週末等の人気がある時間帯はすぐに埋まってしまうため、早めの予約をおすすめします。

アクセス

場所は新潟一番の歓楽街にありますが、近くに駅がなく新潟駅からはタクシー等の利用をおすすめします。
ももぶたは新潟行くときはマイカーですが、兄弟寿しめがけていくので近くのホテルを確保しちゃいます。

お店の雰囲気

お店の中はカウンター9席で、一枚板で清潔感があって上品な雰囲気です。


さすがに4回目ともなると、大将が顔を覚えてくれたようで気さくに話しかけてくれ、終始和やかなムードで食事を楽しむことができました。

お料理

今回は5月中旬と少し暑めの季節。
新潟のお寿司は夏も面白いとのことで、期待して行きましたが、期待以上のネタで大感動でした。

今回のおまかせ

今回のおまかせはこのようなラインナップでした。
  • えだまめ(やひこむすめ)
  • かがみ鯛
  • 桜鱒
  • ばい貝
  • 南蛮海老
  • のどぐろ
  • あおさと梅干しの茶碗蒸し
  • メジマグロ(熟成一週間)
  • クロムツ
  • 目鯛
  • すみいか(こういか)
  • うに
  • アスパラの塩焼き
  • トロの漬け
  • さより(かんぬき)
  • あん肝
  • 大根
  • 毛ガニの手巻き寿司
  • お椀(味噌汁)
  • 中巻き
  • 紅茶
  • 南蛮海老のすり身を入れた玉子焼き

えだまめ

「ふ〜ん、えだまめかぁ」って感じで食べたらド肝を抜かれます。
新潟のえだまめ、とても香りがつよく味が濃厚、そして甘い!!
こんな枝豆食べたことないです。
大将いわく、新潟県民は皆枝豆が大好きで、県内でほぼ消費してしまうため他県には出回らないとのことでした。


がり

兄弟寿しのがりってほんと好きなんだよなぁ。
目の前で生姜を切ってそのまま出してくれるスタイル。
お口直しがいくらでも食べれてしまうw


かがみ鯛

昔は白身の淡白な魚は鯛とつければ売れやすくなるとのことで、どの魚にも鯛をつけていたとかw
かがみ鯛もそうらしい。美味かったけどw


桜鱒(さくらます)

ももぶたこの春3件の寿司屋で桜鱒をいただきましたが、一番好みでした。
どんなに丁寧に処理をしても多少は残ってしまう鱒ならではの臭みがまったくなし。
脂の乗り、とろけ具合も最高でした。


バイ貝

新潟県といえばバイ貝。
周りは焼き目が香ばしく、中がレア、そしてなんといってもでかいw


南蛮海老

新潟といえば南蛮海老。
兄弟寿しでいただける南蛮海老は身が大きくて赤いのが特徴。
餌にカニを食べているとのことで、甘みと旨味が強い。こりゃたまらん。


のどぐろ

のどぐろは季節によって脂ののりと身の締りが全く違う。
今の時期は身がしまっていてジューシーしく、だんだんあぶらが乗り始めたころ。
秋(前回は10月)に来たときと比べると味わいが全く違う。
もっともあぶらが乗るピークが夏ごろとのことなので、また食べに来なければ!


あおさと梅干しの茶碗蒸し

定番の茶碗蒸し。酸味のやわらかい梅干し。はちみつ漬けかな?
あおさとの相性もばっちりで、中盤でほっと一息つける一品。


メジマグロ(熟成一週間)

熟成マグロとのことで、香り、旨味が凝縮されているが、メジマグロだからか味わいはスッキリしていて軽やかな味わいでした。



クロムツ

藁焼きの風味が良い。
とっても美味しかったのだけれども、のどぐろに一票w


目鯛

身はふっくらしているがとにかくジューシー。
口に含むと旨味汁がじゅわーっとっ口に広がる。




すみいか(こういか)

歯ざわりが絶妙で、すだちが爽やかで甘みもあっておいしい。


うに

むらさきうにの握り。うには甘み・旨味が強い。
そして海苔がなんとも言えない旨さ。
口の中ですっととろけていき、うにの邪魔をしない。


アスパラガスの塩焼き

みずみずしいアスパラガス。
新潟は野菜もうまい!


トロの漬け

最近、さしの入った牛肉や大トロが年齢的に厳しくなってきたももぶたですが、これはたまらん。
いくらでも食べれちゃいます。


さより

このさよりは初めての感覚。
とても大きくて立派なさよりで、上品な香りと歯切れの良さが絶品。


あん肝

これまでの人生でどこのあん肝が一番うまかったかと聞かれると、間違いなく兄弟寿しを出します。
臭みは全く無く、旨味の塊。
これ単体でいくらでも酒が進んじゃいます。


大根

口直しにすっきりと。


毛ガニの手巻き寿し

毛ガニを贅沢に手巻きでいただけるなんて、本当に幸せですねw
これはうにの海苔とは別のものを使っているそうで、強いこだわりを感じます。


お椀(お味噌汁)

あら汁。
いつもこれが出てくると、もう終わるのかと悲しい気持ちになります。。。


穴子の中巻き

新潟の人は巻きすしにくるみを入れる習慣があるそう。
この中巻きにもくるみがはいってましたが、くるみの食感と風味が穴子とマッチして絶妙。


紅茶

新潟県村上産の紅茶とのこと。
苦味がそれほど強くないが、香りがよくスッキリとしている。


卵焼き(南蛮えびのすり身入り)

これはもう完全にお菓子w
南蛮えびのすり身がスフレケーキのよう。



お酒

今回はももぶた夫婦がワイン、友人は日本酒で楽しみました。
ワインもお寿司に合わせて選ばれているようで、どれもお寿司とともに楽しめました。

クレマン・ド・ブルゴーニュ (シモネ・フェーブル)

やはり一本目は泡から。
兄弟寿しでいつも頂くスパークリングワイン。
香りは控えめで、ニュアンスとしてミネラル感がありキレがあるワイン。
醤油やお寿司の邪魔をしない泡。


シャブリ(シモネ・フェーブル)

泡と同じ作り手さんが作るシャブリ。
やはりこちらもミネラルがありキレがあるが、しっかりと果実味も感じられる。
この造り手さんはお寿司合わせがいいんだろうなぁ。


クローズ・エルミタージュ(ドメーヌ ポール ジャブレ エネ)

こちらはお店の方におすすめして頂いたもの。
ももぶたは初めての生産者かな。
ルーサンヌ・マルサンヌ主体とのことで、少しトロピカルフルーツ系の果実味を期待していたが、いい意味で裏切られ、こちらもキレがありお寿司合わせにピッタリ。
温度を上げながらゆっくり楽しみたいが、すでに3本目で退店時間も近かったので急いで飲んじゃいましたw




お会計

今回はももぶた夫婦と友人1名の3人で来店です。
お会計は83,590円でした。
一人あたり約28,000円程度って、料理はおまかせ16,500円なので一人1万円以上酒飲んじゃったのかw
まあ、お酒もお料理も大満足、たまの贅沢なので悔い無し!


まとめ

ももぶた軍団は飲みすぎ傾向なのでお会計がちといきましたが、都内のこのレベルのお寿司屋さんを考えるとむしろ安いと思います。
夏になるとまた新しいネタが出てくるとのことで、次回の訪問を楽しみにそれまで仕事に励もうと思いますw

おまけ

新潟に来たら必ず立ち寄るのが、かの有名なバスセンターのカレー。
我が家は新潟にくると必ず朝ごはんにきます。
見た目は田舎カレーで大したことなさそうに見えますが、かなりスパイスが効いてます。
やはり新潟、お米もしっとりと美味しくペロッと1杯食べれちゃいます。
かなりボリューミーなので、女性の方ならミニカレーライス(390円)で十分だと思います。
個人的におすすめなのはスープ(60円)!
小どんぶり一杯のそばだしにわかめとネギがたっぷりはいってて、飲んだ翌朝には染みるお得な一品です。