こんにちは。ももぶたです。









前回はランチの訪問でお酒もあまり(?)楽しめなかった秋田県のお寿司の名店「鮨駒」さんに、夜の部でお邪魔させていただきました。




初回訪問時の記事はこちらから!

というわけで、今日は夜の訪問記です。

予約方法

今回は前回訪問時に直接お店で予約しました。

来店時期

2022年6年中旬

アクセス

今回は飛行機で羽田から秋田空港へ行き、レンタカーを借りて由利本荘まできてました。
由利本荘までは空港から車でおよそ40分で、今回は直行で来たのでホテルチェックイン後すぐにお店にきました。

ちなみに、由利本荘に行く際の宿泊先は、「本庄グランドホテル」が鮨駒さんから近くてオススメです。

鮨駒さんの大将曰く、もし温泉に入りたいなら同じくらいの値段で「安楽温泉」というホテルもオススメとのことで、行かれる際はぜひご検討ください。

お料理

今日のおまかせ

今日のおまかせのラインナップはこんな感じでした。
個人的には、序盤に出てきた黒あなごを少し炙った感じでいただくものが、初体験で感動でした。
あと面白かったのが鰹!
ももぶたはあまり鰹が好きじゃなかったのですが、本当に美味しくいただけました。

  • うに(南三陸)
  • 黒アナゴ
  • えだまめと冷や奴
  • 赤貝
  • 牡蠣の握り 
  • トマト
  • 南蛮エビ
  • がさえび
  • 毛蟹
  • ミンククジラ・あん肝味噌漬け
  • ごまふぐと白子
  • 甘鯛
  • 夏イカ
  • いわし
  • 塩釜、本鮪漬け、中トロ
  • ノドクロ
  • あん肝とうり(ひがしゆうり)
  • 黒アナゴ
  • お稲荷さん
  • 甘エビ・ガサエビの味噌汁

うに

南三陸のうに。大将のお知り合いの方から譲っていただいととか。
これ、お皿に入っているけど立派な握りです。
うにはスッキリした味わいですが、香りがとても上品で洗練された味わいでした。


黒アナゴ

生でも食べれるような新鮮なあなごに少し火を通して半生でいただきました。
正直、穴子半生なんて人生初体験w
普通はとろける穴子が、香ばしさと独特のこりっとした歯ざわりがたまらない一品でした。


えだまめと冷や奴

まず枝豆燻製感がすごい、そして冷奴がクリームチーズのようなねっとりとした食感と味わい。
冷奴はなんと奥様の手作りとのことで、ご夫婦揃ってのお店なのだと改めて感じましたw





赤貝

宮城県産の赤貝を利用しているとのこと。
旬は過ぎたと大将がおっしゃっていたが、とんでもないw
貝の臭みは全く無くきれいない香り、そしてなにより肉厚がすごい。
これからの季節食べれないとなるとまた次の季節にこなきゃならなくなるw


牡蠣

地元産の岩牡蠣を少し火入して発酵だしで仕上げたもの。
そもそも、牡蠣の握りってももぶた聞いたことなく、これも人生初めての体験w
牡蠣本当に美味しい。
あまり火が通ってる感じがないが、蒸し牡蠣と生牡蠣を一緒に食べている感覚?、というくらい、牡蠣の濃厚さと生牡蠣らしいスッキリした味わいが共存している一品。
少量の胡麻油が牡蠣の風味を高めてより美味しく仕上がっている。
なにこれ、ウマっ!な握りでした。


本庄トマト

地元で取れたトマトを塩で圧をかけたもの。
甘味、酸味が強いトマトで、食べててスッキリする感じがいいですね。
ちょっと皮は固めですが、全然気にならないです。


南蛮エビ

塩じめにして半日ほしたもの。
甘味が凝縮されて、ねっとりとした食感たいい。
そしてこの量が、口いっぱいに南蛮海老を楽しめる。
うまい。


がさえび

がさえび、、、ってなに?
というわけで、もちろん初体験。
甘味が南蛮エビより少しさっぱり?している印象だが、負けず劣らずねっとりした食感と甘みがすごい。
なんとなくこっちのほうがスッキリしているのか?
以前、南蛮エビの餌はカニで、カニを食べているから赤いんだ、という話を聞いたことがあったが、がさえびは南蛮海老にくらべて確かにコクとかは少ない印象だが、バランスが良くももぶたは結構好きでした。

 

毛蟹

地元の毛ガニを使った一品。
カニはやっぱうまいよね。


ミンククジラ・アンコウの肝味噌漬け

こちらは以前ランチでも頂いたが、ミンククジラとあん肝の味噌漬け。
ミンククジラはとにかく脂がさっぱりしていて、口の中に嫌な味が残らない。
むしろ後味がスッキリしていて、日本酒との相性も抜群。
このお店で楽しむくじらはやっぱりたのしい。
そしてあん肝!!
これは相変わらずすごい!!
あん肝の旨味が抜群に感じられるが、みそ漬けとなっている分、臭みや魚っぽさを全く感じない一品。
あー、酒が一瞬で乾く。




ごまふぐ&白子

定番のごまふぐと白子!
これは相変わらず美味い。ふぐらしい歯ごたえ、旨味、そしてさっぱりとして白子の旨味が混ざって絶品!


甘鯛

これもまた定番の一品。
揚げた鱗の香ばしい香り、そして鯛の旨味、これはきっと何回食べてもたまらないんんだろうなぁ。。。

夏イカ 

夏イカの醤油漬けを鉄の棒でジューっと火をいれてアクセントつけたもの。
最後の風味に柑橘のゆずが入ってスッキリ。
香ばしい香り、ゆずの香り、イカと醤油の旨味、いろいろなものが楽しめる一皿。
この一皿で日本酒1合いけるわ。


いわし

いわしをお酢でしめたもの。
これはうまい!!
ももぶた、青魚大好きですが、中でもイワシ大好きっ子おじさん。
ここのイワシもしっかり仕事していて、臭みを全く感じず、美味しくいただけました。


鰹(かつお)

宮城県産の初鰹。
正直、かつおってそんな好きな魚ではないが、これは別物。
ちゃんと皮をひいてそれを調理しているため、ちゃんと身に味わいがついている。
少し熟成&燻製したのか、血っぽい味わいは柔らかく、燻感も感じられむしろマグロのようなとろけるような食感を楽しめました。
これも本当に美味しかった。


塩釜本鮪中トロの漬け

これ、食べたらほんと何も言えねぇ。
マグロの独特の酸味はあるが、ちゃんと旨味もしっかりしてて、口の中でとろける感じがたまらない。
中トロだと多少重くなる印象もあるが、そういったものが全く無く、とにかくうまいマグロを食っている感じ!
ええわ〜。



ノドクロ(アカムツ)

以前きときはノドクロを握りで頂いたが、今回は炙ってそれを寿司に!
これ、皿に入っているけどちゃんと寿司だからw
炙った香ばしさだけではなく、噛んでじゅわーっとでる脂、それがさっぱりしてて口の中に広がる旨味、アカムツ最高。
本当にみずみずしい一品をいただけました。





あん肝と瓜(東瓜)

さっきのおつまみもそうだったが、あん肝の香りが素晴らしい!!
味噌漬けと違ってあん肝自体を味わうことができたが、とにかくさっぱり&
スッキリ。
それを実現させているのが、上にかぶせてある瓜。
こやつらの相性は抜群!
この一カンをひたすら食べることができるなw
 


黒アナゴ

冒頭で頂いた黒穴子をしっかり煮て笹焼きにしたもの。
当然、煮てる分食感が「フワッ」としていいるが、笹焼きの香ばしい香りがしっかりついて、それを赤酢がバッチリ効いたシャリと合わせている、このバランスが素晴らしい!!



お稲荷さん

山菜(わらび)を海苔巻きにしてお稲荷さんにしたもの。
締めの一品らしく、スッキリと味わいことができた。




甘エビ、ガサエビの味噌汁

体に染みる。。。
エビの出汁は本当にたまらないなぁ。。。
ネギもシャキシャキして、今日の最後をスッキリ締めくくってくれました。


お酒

今回のお酒は大将におまかせで!
すべてお寿司合わせにバッチリの日本酒で、大将のセンスの良さを伺えます。
あれ、2合ずつ飲んでるから1升超えてる!?
気にしない気にしない。。。

田中六五



刈穂



天寿



春霞



綿屋



阿部勘



楽器マサムネ



お会計

というわけで、今回は3人でお任せコースを頂き、日本酒をバカバカ節操もなく飲みまくった結果が¥46,000!!
この味・クオリティーでこの価格、やっっっっす〜〜!!!
これはすごいなぁ。
こんなん都内で飲めなくなっちまうわw



まとめ

前回はランチで来て悔いが残った鮨駒さんでしたが、ディナーに来ても後悔なし、むしろ大満足のひとときを過ごすことができました。
夏から秋にかけて色々と仕事が立て込んでて、次回の来店予定が立てられないのが残念ですが、また絶対に来たいです。
次の季節の握りはなんだろな〜。。。

おまけ

由利本荘市で、朝からラーメンを頂ける店があるとのことで、行ってみました。
その名も「麺饗 松韻」。
化学調味料不使用の無化調ラーメン。
今回は朝6時半ごろから伺いましたが朝から地元の方でいっぱいでした。
ラーメンは無化調らしく、とても優しい味わい。
朝からスープが体にスーッと馴染む印象。
東北らしく一口目は少し塩味強めに感じましたが、食べ進めるとそれが病みつきになってきます。
美味しい朝ラーメンのお店、鮨駒さんに行かれる際は検討してみてください。